Googleウェブマスターツールの使い方

公開日:2011年2月8日
最終更新日:2013年12月4日

Googleウェブマスターツールは、Googleが提供するサイト管理者ツールです。Googleアナリティクスと同様に、Webサイトを作成したらとりあえず登録しておいた方が良いツールです。

Googleウェブマスターツールの登録

Googleウェブマスターツールにアクセスします。

既にGoogleアカウントをお持ちの場合はログインし、持っていない場合は、「アカウントの作成」から新規作成します。

ログインすると、サイトの登録画面になりますので、URLを入力し「サイトを追加」をクリックします。

サイトを登録する為には、所有権の確認が必要となります。所有権の確認とは、登録しようとしているサイトが本当にあなたのサイトであるという事を証明する為に必要な作業です。

確認方法はいくつかありますが、「Googleアナリティクス アカウントを使用する」を選択するのが一番簡単だと思います。ウェブマスターツールに登録する前に、サイトにアナリティクスのコードを貼っておきましょう。

「おすすめの方法」がアナリティクス以外になっている場合は、上図のように「別の方法」をクリックして選択します。アナリティクスを使っていない場合には、指定のHTMLファイルをアップしたり、metaを記述する方法を選ぶ事になります。

Googleアナリティクスを作成した時と同じアカウントでウェブマスターツールにログインし、Googleアナリティクス アカウントを使用するを選択し、確認をクリックすれば作業は完了です。

いずれの方法を選択しても、その後の操作に大きな違いはありませんが、サイトを登録した直後は、データを確認することができませんので、データが上がってくるまでしばらく待ってみましょう。

Googleウェブマスターツールには、複数のサイトを登録することができます。

2サイト目以降のサイトは、ログイン後に右上に表示されている「サイトを追加」から行なうことができます。

Googleウェブマスターツールの使い方

複数のサイトを登録することが可能です。ホームページで登録されているサイトの画像やURLをクリックすると各サイトの管理画面に行くことができます。サイトに問題が発生している場合には、この画面にエラーメッセージなどが表示されます。

ここで表示されるメッセージ内容は、メールで受信することができますので、必ず受信設定をしておきましょう。(ウェブマスターツールのメッセージはメールで受信しましょう

ウェブマスターツールで良く使う項目

Googleウェブマスターツールで良く使う項目はこの6つです。6番目の再審査リクエストについては、ブラックハットSEOを行なっているサイトが対象となります。

サイトマップの登録

サイトマップの登録は「最適化」という項目で行なうことができます。

sitemap.xmlの作成

sitemap.xmlとは、ネット上に公開しているページのURLをGoogleに伝える為のファイルです。インデックスを促す効果があります。

sitemap.xmlは一から作ると大変ですので、作成ツールを使うのが良いと思います。sitemap.xml Editorというサイトがモバイルサイト用のサイトマップも作れるので便利です。WordPressの場合には自動的にsitemap.xmlを作成するGoogle XML Sitemapsというプラグインが便利です。

サイトマップの登録

最適化 ⇒ サイトマップ

ウェブマスターツールにログインし、「サイトマップ」をクリックすると、sitemap.xmlのURLを入力する画面になります。

sitemap.xmlが確認されるまで数時間~数日かかりますので、ステータスがOKになるまで待ちましょう。サイトマップは複数登録することが可能です。モバイルサイトマップの登録もこの画面から行います。

サイトマップの確認

sitemap.xmlの確認が取れると、送信したURLと実際にインデックスされているURLの数が確認できるようになります。

基本的には一度送信しておけば、その後ページを追加した際にいちいち送信する必要は無いのですが、ホームページリニューアルなどで、サイト構成が大幅に変更になった時などは、再送信しても良いでしょう。

sitemap.xmlに記述したURLが必ずインデックスされるというわけではありません。確実にインデックスさせたい時には、既にインデックスされているページからリンクを張る方が良いでしょう。

再送信方法

登録してあるsitemap.xmlのリンクをクリック詳細ページを開くと、再送信用のボタンが用意されています。

クローラー情報

クローラーの情報は「健全性」という項目でチェックすることができます。

クロールエラー

クローラーが訪問した際に発生したエラー情報が見られます。「サーバーエラー」や「見つかりませんでした」をクリックすると、問題が発生しているURLを確認することができます。

クロールの統計情報

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クローラーの訪問情報が見られます。クローラーが全く来ていない場合には、どこかに問題が発生しているかもしれません。ページ数が少なかったり、更新頻度が低いとクロールページ数やダウンロード数が少なくなります。

Fetch as Google

そのページをGoogleがちゃんと認識することができているのか、クローラーはどのようにサイトを見ているのかなどをチェックすることができます。まだインデックスされていないページについては、インデックスを促すこともできます。(Fetch as Googleでインデックス速度を早める方法

Fetch as Googleの利用回数には制限があり、1週間に500URLまでとなっています。

インデックスステータス

総インデックスページ数などを確認することができます。(インデックスステータスについて

被リンク情報

被リンク情報は「トラフィック」という項目でチェックすることができます。

サイトへのリンク

「最も多くリンクされているコンテンツ」をクリックすると、リンク元ページを確認することができます。

「最新のリンクをダウンロードする」を選択すると、直近で貼られた被リンクの一覧を、GoogleドキュメントやCSVファイルで確認することができます。

当サイトの直近の被リンクをGoogleドキュメントで確認したものです。

検索クエリ

「検索クエリ」では、Googleの検索結果に表示されたキーワードの表示回数やクリック数、掲載順位などが確認できます。

ペナルティやアルゴリズム更新で大幅に順位が下がった場合には、検索クエリに大きな動きがあるはずです。

検索クエリは、Googleアナリティクスと統合することで、Googleアナリティクスでも確認することができるようになります。

サイトリンク

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サイトリンクというのは、サイト名などで検索した時にこのように下層ページがいくつか紹介されているリンクのことです。表示される数はまちまちですが、ここに表示されるページをある程度コントロールすることができます。

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「設定 ⇒ サイトリンク」と進むと、サイトリンクとして表示したくないページを指定することができるようになっています。検索結果に載せたいページを好きなように指定できるわけではないのですが、特定のURLの順位を下げることで、サイトリンクから消すことができます。

  • 検索結果のURL:サイトリンクが表示されているURL
  • このサイトリンクURLの順位を下げる:サイトリンクから消したいページのURL

「検索結果のURL」については、多くの場合トップページだと思いますので、特に何も入力する必要はありません。サイトリンクはトップのURL以外でも表示される可能性がありますので、たとえばサイト内ブログなどを設置していて、そのブログのサイトリンクを調整したい場合には、「blog/」といった形で入力します。

「このサイトリンクURLの順位を下げる」には、サイトリンクから消したいURLを指定します。入力が終わったら、「順位を下げる」をクリックします。

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これが設定後の画面です。順位を下げたサイトリンクに有効期限が書かれていることからも分かるように、この設定には期限があります。永久に消えるわけではなく、期限を迎えると再び表示される可能性があります。

なぜ、期限を設けているのかはわかりませんが、そういったこともあってあまり利用されていません。完全に自分でコントロールできるようになれば良いのですが、現時点では、特定のページを期限付きでサイトリンクから消す事ができる機能となっています。

その他の項目

他にもいくつか使える項目があり、ウェブマスターツールの機能は日々追加・削除されていますので、一通り見てみるのが良いと思います。その他の項目で比較的使用頻度が高い項目をご紹介します。

設定

「設定」では、使用するドメインを指定することが出来ます。www有り無しの設定をしたい場合には使用しても良いと思います。指定する場合には、事前にwww有りと無し両方のURLでサイトの確認をしておく必要があります。

クロール速度を設定する項目がありますが、基本的には「クロール速度は Google が決定 (推奨)」のままでOKです。クロール速度とはクローラーが訪問してくる頻度ではなく、サイト内をクロールする速度のことです。サーバによっては速度を上げることで負荷がかかり、サイト表示等に支障をきたす場合があります。

「アドレス変更」では、Googleにドメイン移転したことを伝えることができます。ドメイ移転する場合には、301リダイレクトを行うと思いますが、同時にウェブマスターツールでアドレス変更を行いましょう。

なお、アドレス変更を行うためには、wwwありとなしの両方でウェブマスターツールに登録しておかなければなりません。登録方法は、単にwwwのありとなしの両方で「サイトを追加」するだけです。登録した一方のサイトからアドレス変更すれば、両方に反映されます。

URLの削除

ウェブマスターツールには不要なページを検索結果から除外するための「URLの削除」がありますが、これは、インデックス削除ではなく検索結果から非表示にするためのものです。このツールを使う場合でも、インデックス削除させたい時は、ステータスコードで404を返したり、robots.txtやmetaによるインデックス削除のための処理が必要になります。

GoogleウェブマスターツールのURLの削除の使い方

Googleアナリティクスとの関連付け

GoogleウェブマスターツールとGoogleアナリティクスのアカウントを関連付けて、ウェブマスターツールからアナリティクスにアクセスできるようになりました。

»ウェブマスターツールとアナリティクスがパワーアップしています

再審査リクエスト

 ウェブマスターツールにGoogleのガイドラインに違反している旨のメッセージが届いたり、サイトがペナルティを受けていると感じた場合には、再審査リクエストを行います。

現在、Googleは、手動ペナルティを行なっているサイトに対しては、ほぼ100%警告メッセージを送るようになっています。警告メッセージが届いたら無視せずに、違反箇所を修正し再審査リクエストしましょう。

»Googleウェブマスターツールの再審査リクエストのやり方

違反箇所が多いと修正するのも大変なのですが、基本的に放置しておいてペナルティが解除されることはありません。警告を受けた時点ではペナルティを受けていなくても放置することでペナルティが発動されることもあります。

ユーザーの追加方法

GoogleウェブマスターツールはGoogleアナリティクスと同様に、ユーザーを追加することができます。ユーザーを追加することで、第三者に自分のサイトのデータを確認してもらうことができます。

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ウェブマスターツールにログインし、ユーザーを追加したいサイトの右側に表示されている「サイトを管理」をクリックし、「ユーザーを追加/削除」をクリックします。

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右上の「新しいユーザーを追加」をクリックします。

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追加するメールアドレスを入力し、権限を選択肢ます。

権限は、「制限付き」と「フル」があり、フルを選択すると、ウェブマスターツール内の設定変更などを行うことができるようになります。制限付きはデータを閲覧することができるだけです。

最後に「追加」をクリックして終了です。Googleアカウントに登録されていないメールアドレスは追加できませんので、gmailかGoogleのサービスを利用しているメールアドレスを追加します。

公開日:2011年2月8日
最終更新日:2013年12月4日

カテゴリー:SEOツール

コメント

  1. 田中昭男 より:

    はじめまして。
    グーグルのウェブマスターで、所有権の確認で、HTMLファイルをサーバーにアップロードするやり方を選び、手順通り、確認ファイルをダウンロードして、サイトマップにアップロードして、次の、アップロードされたかの確認作業で、Webページが見つかりません。HTTP404と出ます。
    サイトのサーバー側に聞いたら、ちゃんとアップロードされてるとのこと。
    グーグルに聞いて下さいと言われました。グーグルにどのように聞いたらいいかわからず、このサイトを見つけたので質問します。
    よろしくお願いします。

  2. パシ より:

    はじめまして。

    それはGoogleに聞いても答えはもらえないと思います。

    実際にそのファイルをアップしたURLにアクセスしてページは表示されますか?(真っ白のページが表示されるかもしれません)

    実際にアクセスできるのであれば、Googleの動きを制御するような設定をしていると思います。

    それでも無理なようなら、HTMLファイルのアップ以外の方法もあるので、そちらを試してみてはいかがでしょうか?

  3. Hiro より:

    こちらのサイトを参考にさせていただき、
    グーグルへのWeb登録で大変お世話になりました!

    素人にもわかりやすく書いてくださっていて、大変助かりました。
    「有料」とか「本を買って」とかではなく、
    本当に欲のない、人の役に立つサイトです。
    これからも頑張ってください!!

    本当にありがとうございました!!

  4. パシ より:

    サイトをご覧頂きありがとうございます。

    そう言って頂けると嬉しいです。
    今後とも宜しくお願いします^^

  5. take より:

    とてもわかりやすく、
    まったくストレスを感じることなく
    設置&運用できました!

    感謝感謝です。
    ありがとうございました。

  6. パシ より:

    お役に立てて良かったです^^


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