WordPressで個別記事よりもタグが上位表示された場合の対処法

WordPressを使っている場合、それぞれの記事にタグ付けを行っている人が多いと思いますが、特定のキーワードにおいて個別記事ではなく、tagページが上位表示されてしまう事があります。

特にtagページが上位表示されても問題は無いのですが、個別記事を表示したいと思う人も多いと思いますので、意に反して個別記事ではなくtagページが上位表示されてしまった場合に、個別記事を上位表示する方法について考えてみます。

意図しないページが上位表示されてしまった場合の対処法については、以下のブログでも取り上げられています。

  1. 狙ったページとは違うページが検索結果に表示されてしまった時の対処法
  2. 意図していないページが上位に表示されてしまった時の5つの対処法
  3. 意図せず上位表示されているあのページをどうにかする第6・7の案
  4. 意図せず上位表示されているページよ、SERPsからサヨウナラ
  5. tagページやcategoryページの<head>内にcanonicalを埋め込む方法
  6. canonicalが受け渡す情報についての実験結果

実験内容

当サイトにおいて、「スマートフォンテンプレート」というキーワードで検索した際に個別記事ではなく、スマートフォンテンプレートという名のtagページが上位表示されていました。前から気になってはいたのですが、たいして重要ではないキーワードだったので放置していました。

そのページを今回の実験に使ってみる事にします。仮に個別記事、tagページの両方とも上位表示されなくなったとしても特に問題はありません。ちなみに、このタグが付いている記事は1つだけです。重複コンテンツとも言える状況ですが、tagページは抜粋表示になっていますので、HTMLソースは大きく異なっています。

個別記事:http://www.seotemplate.biz/seotemp/369/

tagページ:http://www.seotemplate.biz/tag/%e3%82%b9%e3%83%9e%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%95%e3%82%a9%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%97%e3%83%ac%e3%83%bc%e3%83%88/

個別記事のtitleタグは、「スマートフォンテンプレート – 楽mova君スーパー+スマートフォン|SEOテンプレート比較」で、tagページのtitleタグは「スマートフォンテンプレート|SEOテンプレート比較」です。

実験前は、tagページが1位にいました。

タグを削除してみる

まずは、タグの名前を変更してみることにしました。名前を変更する事で、自動的にそのtagページがなくなりますので、ドメインが評価されているのであればtagページがいた順位に個別記事が表示されるようになるのではないかと考えました。

7/14に個別記事のタグをスマートフォンテンプレートからスマートフォンに変更しました。

7/17 順位が落ちます。しかし、以前から1位と2位を行ったり来たりしていましたので、tagページ削除が影響したのかはわかりません。

7/208:00 重大なことに気付きます。tagを削除したつもりでいたのですが、投稿画面でスマートフォンテンプレートというtagを消してスマートフォンを追加した状態なので、スマートフォンテンプレートというタグはそのまま残っていて、そのタグに属す記事が無くなっただけの状態でした。

7/20 8:05 これでは実験になりませんので、タグを完全に削除すると供にGoogleウェブマスターツールでURLの削除依頼をかけます。

7/20 17:00 削除依頼をかけてから1日も経たずにtagページが検索結果から消えました。この時点では個別記事は1000位以内にいませんでしたが、165位に、新たに作成したスマートフォンというtagページが現れます。

こういうのを見てしまうと、tagページのURLが日本語なのでGoogleに評価されているのかとも思ってしまうのですが、良く分かりません。

7/20 17:05 またしても意図しないページが上位表示されたので、スマートフォンというタグを削除し、同時にGoogleウェブマスターツールでURLの削除依頼をかけます。同時に、個別記事のタイトルを「スマートフォンテンプレート – 楽mova君スーパー+スマートフォン」から「スマートフォンテンプレート 」に変更しました。

7/21 0:00 スマートフォンのtagページがインデックスから消えました。そして、197位に別のtagページが現れます。

スマートフォンテンプレートと一切関係の無いtagページを表示するとは、Googleはとことん個別記事を検索結果に載せたくないようですね。

7/21 6:00 スマートフォンテンプレートとスマートフォンのタグを復活させ、URL削除依頼を解除します。

7/21 9:00 すると直ぐに検索結果にtagページが戻ってきます

canonicalの検討

SEOまとめさんの記事を見てtagページのcanonical設定で個別記事を指定しようとしたのですが、上手くいきませんでした。どちらにしてもAll in One SEO Packが自動的に挿入するcanonicalとの絡みもあるので、canonicalを使うのは諦める事にしました。

そもそもcanonicalは重複コンテンツを避けるために使用するものですので、今回のように異なるページを上位表示したい場合に使うのは正しくありません。正しくないcanonicalの使い方をした場合、Googleはそれを無視したり、一度認識してもその後除外するような措置を取ります。

301リダイレクトの実施

7/22 10:00 tagページから個別記事にリダイレクト

残された方法は、個別記事にリンクを張るか301リダイレクトですが、先にリダイレクトを試してみることにしました。スマートフォンテンプレートのtagページから個別記事にリダイレクトをかけます。リダイレクトは.htaccessを使っていますが、Redirectionを使っても良いと思います。

7/25 個別記事が11位に登場

やっと個別記事が検索結果に登場しましたが、順位は11位でした。301リダイレクトによるリンクジュースの受け渡しでも書いたように301の場合、旧URLがいた順位と同じ、もしくはほぼ同じ位置に新URLが表示されるのですが、今回の場合は下落しています。別ドメインではなく同一ドメインにも関わらず順位が落ちている点が気になりますね。

トップページから個別記事にリンクを張ってみる

7/28 順位が戻る気配が無いので、トップページからスマートフォンテンプレートというアンカーテキストで個別記事にリンクを張りました。

8/3 現時点でもまだ11位のままでtagページがいた順位には戻ってきていません。ただ、順位が変動するような事もありませんので、次の変動の際に動きがあるのかもしれません。しばらくこのまま様子を見て、順位変動があった際に1ページ目に表示されないようであれば、別サイトから少しリンクを浴びせてみたいと思います。

»tagページから個別ページへのリダイレクト実験のその後

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公開日:2011年8月4日
最終更新日:2012年5月16日

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カテゴリー:SEO実験 SEO対策

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