SESから学ぶこれからのSEO対策とは

先週、アメリカのサンフランシスコでSES(サーチエンジンストラテジーズ)が開催されました。SESとは、簡単に言うとSEOのプロフェッショナルたちが講演するイベントです。内容はSEOだけに限らないないようですが、最新のSEO事情を知る為に参加している人が多いと思います。

毎回、日本からも何人か参加しているようですが、今回は人数が多かったのかTwitterで実況する人も複数人いたので、リアルタイムで見ていた人は、かなり臨場感を味わうことが出来たのではないでしょうか。

ただ、時間帯が深夜スタートして朝終わるパターンでしたので、見逃した人も多いと思います。私もリアルタイムでは見ていませんでしたが、備忘録もかねてトゥギャッターってまとめておきましたので、良かったらご覧ください。

会場の写真や雰囲気などは、海外SEOの鈴木さんが、記事にまとめています。

»SES San Francisico 2011 フォトギャラリー

Webマーケティングブログさんも行っていたようです。

»SESサンフランシスコに参加して感じたこれからのSEO

SEOテクニックを磨く時代の終焉?

参加した多くの方が、SEOに対する変化を感じ取ったようです。裏技的なSEOテクニックの話はほとんどなく、基本的なSEOは当然やりつつ、ソーシャルメディアを上手く活用する事や、ブランディングを重視する必要があるという事を語る人が多かったようです。

もちろんテクニック的な話も多かったですが、ほぼ100%既知の事で、個人的に印象に残ったのは、「SEOの基本」と「コンテンツ作り」についてです。

なんか10年経過して一回りしてきた感じ。SESに参加した他の方々もツイートしている通り基本的な話が多かったけど、でもこの基本ができていない日本の企業って多い。ソーシャルもサーチも。
SEOの基本って、きれいごとをいうなと批判する人もいるけど、でも簡単に手早く順位を上げるテクニックじゃうまくいかないし、中長期的にみてうまくいかないことが見えてるんだから、しょうがないじゃないの。アフィリエイターなら問題ないと思うけどさ。
色々な縁で私はRobin Noblesさんから色々と教わったけど、最初に彼女にあえてよかった。今でも十二分に役立つ知識や考え方、SEOとどう向き合うべきかが学べた。今の人たちってSEO会社も担当者もリンクをどう張るのか(集めるのか)のアプローチで入っちゃうけど、それは賛成できない
今年のセッションでは、裏ワザや小手先テクニックは極端に減った感触がある。by @soejiman #SESSF
いずれにせよ、どのリンク戦略もナイスなコンテンツありきだよね。去年も呟いたが、今後のSEO事業者の生き残りには「コンテンツ企画力」は必須。ここを揃えておかないと早晩、店終いになるわな。 #SESSF
やはり情報発信(広義のコンテンツ作成)が今後のSEOの鍵を握るよな。ここを中小企業が具体的にどう実現するかだな。俺は昔から主張してるんだが、コンテンツ作成は、社内においてそのビジネスを最も熟知している人物がすべきだと思う。=社長のケースが多い。 #SESSF
確かに最近の日本でも質の良い情報発信を継続することで、激戦ワードで上位表示を実現している例が出てきてるからね。 #SESSF

これは、以前から言われている事で、重要だと感じている人は多いはずなのですが、実際には基本的な事をやらずに人工的なリンク構築に注力したり、コンテンツを作らずに上位表示させようとする人が多いのです。

しかし、今後の検索エンジンは、より「ユーザが支持するページを支持する」傾向が強くなると思いますので、今までのやり方では厳しくなってくる人も多いのでしょう。現状では、キーワードによって、コンテンツ作りによるナチュラルリンク集めでは、上位表示できない現実があるのですが、いずれこの部分にも修正が入るかもしれません。

SEO業者の転換点

SEO業者のサービスとしてはリンク販売が一般的でしたが、有料リンク購入サイトに対しGoogleが警告メッセージを送るようになっており、今後はより厳しいものになる事が予想されます。

警告メッセージは、有料リンクだけではなく、相互リンクや自作自演リンクなど、不正リンクの全てが対象となりますので、人工的にリンク構築を行うこと自体がリスクを伴うことになります。

サイトを消されたら捨てればいいというアフィリエイターじゃないなら、コツコツやるしかない。コンテンツを作ることから逃げたらダメだ。これはカッコつけとか生真面目とかそういうんじゃなくて、そうしないと生き残れないということ。
自然なリンクを集めるのが日本では難しいことには、 @takahwata もうなづいてた。だからSEOを頼む方も頼まれる方も楽なリンク売買に逃げる。でも知恵を働かせて、リンクが集まるコンテンツを作っていきたい。生き残りたいならその道を選ぶべき。

SEO業者もリンクを売るだけではなく、コンテンツ作りやそのアドバイスを行わないと、成果を出すことが難しくなるという事なのでしょう。

SEO業者の今後の在り方については、古澤さんも語っており、数が多かったのでまとめておきました。

»セルフデザイン古澤氏が語る今後のSEO業者の在り方について

リンクを評価の基準としている以上、一般ブログの質を超える、超高品質ブログからリンクを供給する事で業者が生き残るという考えは甘いのだろうか。RT @samurai_nobu リンク獲得のコンサルテーションスタイルに変更せざるを得ない状況が近い将来におき始めるだろう。 #SESSF
そうなんですね(泣)出来る限り頑張ってみます。勿論、自然リンク獲得施策と併用していくつもりなのですが、サテライトが通用しなくなるってのはかなり厳しいっす。どんなに質が高くても時間の問題なのかな。RT @samurai_nobu 甘すぎ(笑 是非やって証明してよ。
了解です!私も、「それだけ」]ではダメだと言う事は感じており、クライアントサイトのコンテンツ作りから口出し始めまています。お返事ありがとうございます。RT@samurai_nobu あー、そこまで早急な心配はないよ。ただ、「それだけ」ではダメってこと。
「どのようにリンクを供給しようか」という発想自体の転換が必要なんだと思います RT @yukimeru0305 リンクを評価の基準としている以上、一般ブログの質を超える、超高品質ブログからリンクを供給する事で業者が生き残るという考えは甘いのだろうか。#sessf

今すぐに何かが大きく変わるという事ではないですが、今多くのSEO業者が行っているやり方では、遠くない未来に破綻するという事ですね。

徳田さんは、多言語サイト制作と海外SEOを行っている方なので、一般的なSEO業者とは少し毛色が異なるのですが、海外サイトでも基本的にやるべき事は変わらないはずです。

ぬるま湯につかってちゃいかんぜよ!と自分に言い聞かす。

要するにそういう事です。

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公開日:2011年8月22日

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